2017.04.01
4月に入り桜も咲き始め、すっかり春爛漫となりましたね♪
ぽかぽか陽気につられて桜と菜の花をパシャ♪っとしちゃいましたw(゚0゚*)w
完成まであと1ヶ月となったオープンハウスの現場から、今回は『漆喰』について紹介します!
左官さんが丁寧に丁寧に、外壁から内壁まで素敵に仕上げてくださっていますよ♪
さてさて!突然ですがみなさんは日本の住宅の平均寿命を知っていますか?
アメリカは45年、イギリスは75年!日本はなんとっ!たったの26年なのです・・・!!!
・・・ローンを払いきる前に建て替え!?なぜ日本の住宅の平均寿命は短いのでしょうか・・・
まず、一般的な住宅は、外壁にセメント質と繊維質を主な原料とした、
比較的安価で施工が早いサイディングと呼ばれる外装材が主流となっています。
しかし、サイディングの耐用年数は約10年と言われており、外壁の補修が必要となってしまうんです・・・Σ(゚口゚;
http://www.reform-guide.jp/topics/saidexingutoha/より引用
このように、時間が経つと白い粉が付いたり・・・(防水効果が切れているサイン)
サイディングの継ぎ目部分を接合しているシーリングが劣化し、そこから壁内部に水が侵入し腐食してしまいます。
そこで登場するのが無添加住宅の『漆喰』です!!!
無添加住宅の外壁は漆喰と炭化コルクの組合せです。サイディングのように継ぎ目がないので
シーリングは不要となり、漆喰は年月が経つほど元の硬い石灰岩に戻り強固になるんですよ♪
現場では、下の写真のように炭化コルクの上に漆喰の下地となる『モルタル漆喰』を塗っていきます。
『モルタル漆喰』は漆喰にモルタルを混ぜ、更に耐水性を高めるためにサラダ油を加えたものです。
そして『モルタル漆喰』が乾燥したら、次に仕上げとなる『漆喰』を塗っていきます。
真っ白に輝く漆喰は、サイディングでは表現できない自然な風合いが特徴です♪
そして内壁は言うと・・・石膏ボードの上に、直接仕上げの漆喰を塗っていきます。
ボードとボードの継ぎ目部分には先に漆喰を塗り、継ぎ目の段差がなくなるようにします。
また、天井部分にはラスボードと呼ばれる穴が等間隔に空いているボードに漆喰を一度塗り、
その上に再び仕上げの漆喰を塗っていきます。
初めにラスボードの穴に漆喰を塗り込むことで、漆喰が剥がれ落ちるのを防いでいるんですよ♪
左官さんが天井から壁、細かい部分まで・・・どこまでも丁寧に仕上げてくださっています。
‘‘手づくり‘‘であることを感じることができるのも、漆喰のいいところですね(*゚ー゚*)♪
そして漆喰のいいところは、まだまだた~くさんあるんです!!!
漆喰は空間の湿度を適度に調節することで結露を抑制し、建物の耐久性を維持してくれます。
他にも耐火性能、吸着性能、意匠性能、安全性能、メンテナンス性能などなど・・・
漆喰はいいところだらけなのです!天然の着色料『ベンガラ』を入れることで漆喰に色を付けることも可能ですよ♪
5月完成の無添加住宅オープンハウスで全貌がご覧になれますので楽しみにしていてくださいね♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!♪(*゚.゚)(゚.゚*)♪