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和室掃除のコツ・・・壁のお手入れ

●水拭きは避け、やさしくホコリをはらう
しっくい壁を水拭きすると、汚れがしみ込んでしまいます。布・紙製の壁や繊維壁も水拭きには適さないため、普段は化学ばたきや羽根ばたきでホコリをはらう程度にしましょう。
砂壁は砂を落とさないよう、洋服ブラシで表面をなでるようにはらいます。古い砂壁には、10 倍ほどに薄めた洗濯のりをスプレーで吹きつけると砂の落下防止になります。

●身近な道具で汚れ落とし
しっくい壁の汚れは、消しゴム、スチールウール、サンドペーパーなどで軽くこすります。布・紙製の場合は、カーペット用クリーナーをスプレーし、タオルでたたきます。
砂壁や繊維壁は、住宅用洗剤液を固くしぼった雑巾でたたいて汚れを落とし、酢を5~6倍に薄めた水を固くしぼったタオルで拭きます。なお壁の汚れには食パンも有効です。食パンの白い部分を丸め、汚れた部分を丹念にこすってみましょう。

●カビは予防が大切
最近の住宅は気密性が高いので、戸外と室内の温度差が大きく、カビが発生しやすいです。浴室などと違い、和室の壁のカビは簡単に取れない場合が多いので、予防が大切です。晴天の日には、室内に風を通すよう心がけましょう。
加湿器を使用する場合はとくに注意が必要です。防カビ剤をスプレーして、カビの発生を防ぎましょう。