●天井は２～３カ月に一度のホコリ取りを
和室の天井は、水拭きすると板が歪んだり、剥がれたりすることも。２～３か月に１度程度、柄の長いほうきに古タオルをかぶせて包み、天井をなでるようにホコリを取り除きます。
化粧合板の場合は、化学雑巾や不用になったパンストをほうきの先に巻いて使うとホコリがよく取れます。汚れが目立ってきたら、住宅用洗剤液を固くしぼったタオルで一定方向に拭いて落とし、そのあとカラ拭きをしましょう。

●柱やなげしをいつまでも美しく
和室のなげしや柱の美しさを保つには、普段からカラ拭きしてホコリをためないのがポイントです。汚れてきたら、白木以外は住宅用洗剤液で固くしぼったタオルで汚れを落とし、水拭き、カラ拭きで仕上げます。
白木の場合は、水とアルコールを半々に混ぜた液をタオルにしみ込ませ、固めにしぼって汚れ部分をたたくようにして落とします。白木専用クリーナーを使うのも良いですよ。

●柱のクギ穴やへこみを簡単修理
柱に残ったクギ穴は簡単に補修できる。接着剤をつけた爪楊枝を穴に詰め、はみ出した部分をカッターで切り落として平らにして仕上げればＯＫ！少し大きな穴には、割り箸を穴に合わせて削って入れると目立たなくなります。また柱についた小さなへこみや傷は、水でしぼったタオルを当て、上から中温程度のアイロンで温めると、木がふくらんで目立ちにくくなります。