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レイングッズのお手入れ方法

●雨傘のお手入れ方法
雨傘はナイロンやポリエステル素材がポピュラー。これらの素材にフッ素系の撥水加工が施されていますが、実は油分には弱いのです。使い続けるうちに手の脂でも少しずつながらダメージを受けるのだとか。
そこで、傘を巻くときは、折り目を軽くつまむようにして整え、ベルトを持って巻きつけながら留めることをオススメします。また、水気を切るために傘の先を床にトントンしたり、傘を左右に回したりするのもNG。骨が曲がる、傘の骨が外れるなどの原因にもなります。
傘の水気を切るときは少し開いたり閉じたりを繰り返すのが最適。周りへの配慮も忘れずに。
普段のお手入れは陰干しがベター。天日干しは色あせの原因になります。乾いたら乾燥した場所に保管します。汚れが気になるときは丸洗いをしましょう。5~10倍に薄めた洗濯用中性洗剤をスポンジに含ませ、表面を丁寧に洗います。最後にシャワーなどで泡をしっかり流しましょう。
長年使っていて撥水性が落ちてきたと感じたら、乾いた状態で防水や撥水スプレーを吹きかけます。またはドライヤーも効果的です。ドライヤーは5~10cmほど離して温風をまんべんなくかけましょう。

●レインコートのお手入れ方法
ナイロンやポリエステル素材のものは使い続けても防水性は極端に落ちることはありませんが、撥水性は汚れや摩擦などにより劣化します。そこで定期的に洗いましょう。洗濯表示を確認し、洗濯機が使えればネットに入れて中性洗剤で洗濯を。十分にすすいだら脱水はせずタオルなどで水分を拭き取り自然乾燥させましょう。それでも撥水性の低下を感じたら、防水や撥水スプレーを使用し、風通しのいいところで乾かすと回復します。
ビニール素材など洗濯機が使えないものは大きめの洗面器などに水を入れ、中性洗剤を溶かして前後左右に振りながら洗いましょう。洗剤をよく洗い流したら、タオルで拭いて陰干しを。

●マメなお手入れと除湿が大事なレインシューズ
レインブーツなどのシューズ類は、使用したら拭き取って乾燥させてから靴箱へ。汚れがあったら5~10倍に薄めた洗濯用中性洗剤を使います。塩化ビニール製の場合は薄めた洗剤を含ませた布で優しく拭き取り、ゴム素材のものは布を固く絞って拭きます。ちなみに、ゴム製のものはゴシゴシ洗いは変色の原因になってしまいます。
レインブーツは通気性が良くないため、風通しの良い日陰に置いて乾燥させ、中に乾燥剤や吸湿性に優れたブーツキーパーを使うことで、ニオイなどの軽減になります。