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家具を重ねるときは、上にいくほど小さく

●上のものは大きく見える

 背の高い家具が部屋を狭く見せるのは、上のほうに空間が空いていないために、圧迫感を感じるからです。また人間の目は、「上方過大視」といって、上のほうにいくにつれ大きく見てしまう錯覚があるのです。

 そこで同じように、同じ幅の家具を上まで重ねると、部屋を狭く感じさせます。手持ちの家具と幅がぴったりの上置き家具を購入すればすっきりすると思いがちですが、これは間違い。収納ケースなども同じ幅のものをびっしり重ねることはやめましょう。


 家具や箱を重ねるときは、上にいくほど小さくするのが部屋を美しく、広く感じさせるワザ。

 そして、重ねる家具の箱や色を統一すると、すっきりと見えます。

※「狭い家で広く暮らすかんたんアイデア100」(PHP研究所)より