●第一印象を良く

　どうも整理べたで、という人には、このワザがおすすめです。部屋に入ったときの目線の先にあるあたりに、アイキャッチとして絵やオブジェなど「あら、素敵」と思わせるような物を飾ります。部屋全体は散らかっていても、少なくとも、まわりだけは、ちょっときれいにしておくのです。要するに第一印象の勝負。

　反対に、部屋に入ったとき、このアイキャッチがなければ「さあ、どこからでも見てください」と言っているようなものです。最初に、一番ごちゃごちゃしているところに目線がいくと、この家は狭くて散らかっている、という第一印象を与えてしまいます。アイキャッチは、来客のためではなく、そこに暮らす家族や自分自身にとっても、ホッとするスポットになるはずです。

※「狭い家で広く暮らすかんたんアイデア100」（PHP研究所）より