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浴室のお手入れ法

浴室のお手入れ法

◆こまめに掃除し、換気に心がける
入浴後は必ず浴槽に蓋をし、洗面器やイスをサッと洗い、壁や床にシャワーで水をかけてから乾いたタオルで水滴を拭き取っておきます。もちろん換気扇を回したり、戸や窓を開けて湿気を逃し風通しをよくすることも忘れずに。

◆壁や床の手入れは浴室用洗剤で定期的に
浴室の壁や床は、まず残り湯やシャワーの湯を壁や床全体にかけます。次に浴室用洗剤をスプレーするか直接つけ、5~10分したら、壁はスポンジ、床はタイルブラシでこすり洗いします。プラスチック製の壁や床はやわらかめのブラシかスポンジで。汚れが落ちたらシャワーでよく洗い流し、乾いた雑巾で水気を拭き取ります。

【ワンポイント】
重曹のアルカリ成分が湯アカの汚れを分解。床に適量をまいてブラシやスポンジで磨き、水で洗い流せばOK。洗浄力は洗剤より弱いが、水に溶けラクに洗い流せる。

◆タイルの目地の黒ずみやカビの取り方
タイルの目地は、黒ずんできたら古歯ブラシに浴室用洗剤やクリームクレンザーをつけてこすります。取れないときは、塩素系漂白剤やカビ取り専用の洗浄剤を使います。カビを防ぐには、半年に1度程度、壁や床に消毒用エタノールをスプレーしておきます。天井には防カビ剤入りの塗料を塗っておけば安心です。

◆排水口は蓋をはずして中まで念入りに
蓋や目皿など、はずせる部分は取りはずして掃除。粉末クレンザーかクリームクレンザーを使い、タワシ、古歯ブラシなどで汚れを落とし水洗いします。溝や中側は古歯ブラシを4~5本束ねて使うとラクです。こびりついた汚れは割り箸でこそぎ落とします。排水不良やニオイが気になるときは、月に1~2度パイプ用洗剤を使うとスッキリ。

※『住まいのお手入れハンドブック』(PHP研究所)より