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浴槽のお手入れ方法

浴槽のお手入れ法

◆浴槽は入浴直後の手入れが最適
浴槽は、お湯が冷めると汚れが固まって浴槽の縁や水位線にこびりつきます。そこで入浴直後のお湯を抜いている間の温かいうちにスポンジやブラシで汚れを落としてしまうのがコツ。あとはシャワーの湯で流します。少しの汚れなら、固形石けんやボディソープをスポンジにつけてこすり、シャワーで洗い流せばOK。

◆週に1度はていねいな掃除を
週に1度は浴槽全体の掃除を。湯アカ部分を中心に浴室用洗剤をかけ、少しおいてからスポンジで汚れを落とし、シャワーの湯をかけて洗い流します。浴槽とタイルの境目は汚れがたまる所なので、古歯ブラシでよく汚れをかき出します。あとは乾いたタオルで全体をカラ拭きして仕上げます。浴槽の蓋は、凸凹の隅の汚れもていねいに落とし、水気を拭き取って陰干しします。チェーンや金具まわりは古歯ブラシに練り歯磨きをつけてこすると、細部の汚れも取れてピカピカに。

◆しつこい汚れはこの方法で
浴槽の縁やしつこい汚れは、浴室用洗剤を含ませたティッシュペーパーで湿布し、10分くらいおいて汚れを浮かせてからスポンジでこすります。それでも落ちないときは、台所用クリームクレンザーで汚れ部分をこすります。やわらかいポリ素材の浴槽にはシャンプーを少し加えると滑りがよくなり傷つきにくくなります。

【ワンポイント】
ホーロー浴槽の傷を放っておくとサビが出る。傷が小さいうちに透明マニキュアを塗って固めておく。表面の黒ずみは目の細かいサンドペーパーでこする。プラスチック製の浴槽の黒ずんだ傷は薄めの漂白剤をスポンジにつけて、水洗いする。ステンレス製の浴槽のサビは、カミソリの刃やヘアピンのもらいサビ。浴室用洗剤をスポンジにつけてこする。漂白剤は不可。

※『住まいのお手入れハンドブック』(PHP研究所)より