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北欧に学ぶ!冬のおうちを楽しもう

雪に閉ざされる長い冬、冬至の前後にはほとんど日が差さないこともある北欧の国々。そこに暮らす人々は、冬の暮らしの達人です。そんな北欧ならではのアイデアをこの冬取り入れてみませんか?

≪長くて暗い冬を少しでも明るく、楽しく≫
「昼間は室内でも存分に自然の光を楽しみたい。」そのために、大きな窓を設置するのが北欧の家屋によく見られる特徴です。
日が暮れてからは、あえて明るくしすぎないのも北欧風。照明でお部屋はいくらでも明るくなりますが、明るすぎる空間は、かえって寒々しいものです。間接照明やろうそくのほのかな明かりの方が、よりぬくもりを感じられることを、寒い国の人々はよく知っています。
窓辺は小物や鉢植えで飾り、外に行くときや帰ってくる家族の目を楽しませます。

≪窓から暖かさを逃がさない工夫≫
北欧の窓には、極寒の地らしい断熱の工夫もあります。熱が逃げるのを防ぐため、サッシは2重、3重になっているのが当たり前。複層ガラスなどもよく利用されており、高気密高断熱住宅の先進国です。
また、大きな窓といっても日本のような掃きだし窓はあまり見られず、窓の冷気が足元へ流れるのを防ぐために腰高窓になっています。窓の下にはパネルヒーターや窓下ヒーターなどが設置され、冷気の流れをストップします。

極寒の中のぬくもりや、わずかだからこその明かりの美しさを楽しむ、そんな北欧の生活の知恵をぜひ楽しんでみてください♪