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寒さの中の美しさ、冬のガーデニング

せっかくのお庭を冬の間枯れさせてしまうのはもったいない!
そこで冬のお庭のお手入れのコツと、寒い中でも美しく咲く冬のお花をご紹介します。

●寒さが本格的になる前に・・・やっておきたいお庭の冬支度
寒さ対策にはマルチングを!マルチングとは、植物の根元の周りをワラや落葉、市販の素材などで覆うこと。冬の雪・霜対策として、また土の乾燥や水遣りによる土の流出を防ぐためにも役立ちます。寒さが厳しくなる前に、根元のケアを忘れずに。

●春の足音が聞こえてきたら・・・美しく咲く姿を描いてお手入れを
≪根を張る前の雑草対策≫
雑草の芽は、根を張る前の冬の間に摘んでおきましょう。あたたかくなれば一気に増える雑草ですが、冬の対策をきちんとしておくかどおうかで春夏に違いがでてきます。

≪落葉樹やバラは芽吹く前に剪定を≫
葉の落ちた冬の落葉樹は枝ぶりが分かりやすく、剪定する前にはちょうどいいタイミング。冬の休眠状態に入っている木は、剪定のダメージが少ないこともこの時期にお手入れをする理由です。

剪定する枝の目安は上図にある6種類の枝です。
①幹などから特に勢いよく伸びている枝
②地面から生えた枝
③真上に向いている枝
④地面に向いている枝
⑤本来の方向と逆に伸びている枝
⑥1ヶ所からぐるりと分かれている枝

他にも、衰弱した枝も切り落としましょう。いずれも見た目が悪いだけではなく、木の健やかな成長を阻む恐れがあります。