●衣類を虫干しするタイミングで徹底掃除
クローゼットの中は、季節の変わり目、衣類の虫干しをするときに合わせて掃除するのが合理的です。掃除機でホコリやゴミを取り除いた後、薄めの住宅用洗剤液で固くしぼった雑巾で全体を拭き、水拭きします。戸を開け放って２～３時間そのままにしてよく乾かしたら、防カビ剤をスプレーして完了です。
洋服かけのパイプや金属の取っ手の汚れは、スチール用ワックスで磨くとよいです。

●防虫剤を混ぜて入れるとシミの原因に
衣類をしまう前には防虫剤を入れますが、２種類の防虫剤を一度に入れると化学反応でシミを作ってしまうので気をつけましょう。特徴をとらえて、どれか１つを選ぶのがポイントです。
ナフタリンは殺虫作用、パラジクロールベンゼンは殺虫作用に加えてカビ防止作用があり、樟脳には殺虫作用はないが、虫を寄せつけない独特の香りがします。

●衣類はホコリを取ってから収納する
クローゼットの汚れのもとは、衣類から出る繊維クズや、服についたホコリ。服をクローゼットにしまう前によくブラッシングするのが、中を汚さないコツ。
ナイロン製のブラシはホコリ取りには逆効果なので、動物性のやわらかい毛並みのブラシを使いましょう。またクローゼッ
トの扉は、普段から化学ばたきでホコリをはらい、化学雑巾でカラ拭きしておくと汚れがたまりませんよ♪