/

店舗部分を改装し明るい居住空間に 

○着工前の様子
長年地元で親しまれていた飲食店を閉じられて、店舗併用住宅の店舗部分を居室に改修されることになりました。
玄関は道路に接しているため自転車も置けず、水道メーターや公共下水枡が建物内にあるため、不便を感じていらっしゃいましたので、それらの解消も同時に行うことになりました。

○工事内容
店舗部分の床、壁、天井を解体して痛んだ柱や梁を交換・補強。玄関位置を奥に移設して、自転車を止められるよう間取りを変更しました。床の段差解消のため床高を上げ、天井高を取ろうとすると既存の梁が露出するため磨いて塗装しました。
その他、トイレの便座を暖房便座からウォシュレットに交換、縁側には物干し金物の取付、既存の勝手口にアコーディオンタイプの網戸の設置、壁厚を利用したニッチの造作等も行いました。

○工事完成後
長屋のため、窓が少なく日中でも照明を付けないと暗かったのですが、居室を改装する部分に大きな腰窓を取り付けて日中の明るさを確保しました。天井に見える梁がアクセントになり、空間が引き締まって見えます。
壁付けを依頼されたTVには、モニターアームを取り付けて、見やすい位置に上下左右動かして調製できるようにし、ソファーに座っても寝転んでも見たい位置で見ることが出来るので便利になりました。玄関や階段に手摺も設置し、安全に昇降が出来るようにしました。