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共同住宅の一室を明るいLDKにリノベーション 

〇着工前の状況

築20年、間取りが2DKで鉄筋コンクリートの共同住宅一室のリノベーション工事を、長くお住いになられた方が退去されるのを機に計画されました。
玄関を入ってすぐにあるダイニングキッチンは少し手狭で、食器棚とダイニングテーブルを置くと窮屈で圧迫感がありました。
そのため日当りの良いリビング・ダイニング・キッチンへの間取り変更、また水廻りについては浴室とトイレ一体型ユニットの分離化という要望を受けました。

〇工事内容

内部の床・壁・天井を解体してダイニングキッチンと洋室の壁を取り払い、二部屋あった和室の一室を洋室に改修し、間取りを3DKから2LDK に変更しました。
システムキッチンやトイレの位置を変えるため、土間の給排水管の多くをやり直し、水周りの設備も一新しました。

〇着工後の状況

狭く暗いイメージのあった空間は、トイレの位置の移動、分かれていた洗面化粧台と脱衣室を一緒にして、元々あった洋室とダイニングキッチンを一緒にしました。
二室あった和室の内一つを洋室に改装し、部屋の境を3枚引き込み戸にしたことで大きな明るい空間になりました。
普段は大きなリビング・ダイニング・キッチンとして使え、必要に応じて引き戸を閉めれば客室としても使えます。床や建具を明るい色にし、壁と水回り設備も白で統一したことでより広く感じられます。